デメリットが勝る!私が撮影ボックスを使わない3つの理由

本ページはプロモーションが含まれています。

最近はメルカリ等のせどりやハンドメイド作家さんがスマホで商品撮影を行う際、簡単キレイに撮影できる撮影ボックスを使うことが多いようですね。

いぬ

あれ凄いキレイに写るよね!

ねこ

確かにそうだけど
無難な感じでもあるんだよね・・・

結論、私は撮影ボックスを使いません。

全体的に光が回って一見イイ写真に見えるんですが、撮影においてデメリットの方が大きく、いろんな制限を受けやすいからなんですね。

  • 光を当てる場所が変えられない
  • 背景をベタな白や黒にしかできない
  • ちょっと撮影の角度を変えると余分なところが写る

すでに撮影ボックスで撮影されてる方の中には私が言うようなデメリットを感じてもどかしい思いをしている方も見えると思います。

そこで今回は撮影ボックスの3つのデメリットとともに、もっといい方法があるのでそれをご紹介したいと思います。

目次

デメリットが勝る!撮影ボックスを使わない3つの理由とは

正直、めちゃくちゃ便利ですよね?

普通に天井照明だけで撮影していた方が撮影ボックスに変更しただけで写真の激変ぶりにかなり感動すると思います!

いぬ

これで撮影したらめっちゃ売れそう!

ねこ

箱の中にポンとおいて照明つけるだけだもんね!

「早い、安い、うまい」的なこの手っ取り早さがウリなんですが、いろんな意味で自由度が低い。

要はこのパターンでしか撮れないという縛りが発生するんですね。

以下がその理由なんですが、3つあります。

  1. ライティングが制限される
  2. スタイリングが制限される
  3. 撮影範囲が制限される

これらを説明していきますね。

1.ライティングの自由度が減る

ライティングって単に明るくすればいいと思ってるかもしれませんが、商品撮影するうえでかなり重要なんですね。

やり方次第で商品の値段を上げたり下げたりします。

皆さんが今撮影していて「う~ん」と思える写真は商品の値段を下げてしまっています。

そこへライティングのエッセンスが必要になってくるんですが、撮影ボックスだとそのライトの位置が変更できないんですね。

ライトの位置が変更できないという事はハイライトとシャドウの位置も変更できないという事です。

いぬ

ハイライトとシャドウって?

ねこ

簡単に言うと明るいところと暗いところだね

商品の表情を変えるにはこのシャドウとハイライトを操作するんですが、ライトが動かない以上、撮影ボックス内の商品は何を置いても同じような絵面になります。

いぬ

簡単にまぁまぁイイ写真が撮れるならいいじゃん

ねこ

ブッブー×
商品は形も大きさも違うからそれぞれの魅力を出すには個別のライティングが必要なんだよ

撮影ボックス(左)ライティング(右)

撮影ボックスは全体的にフンワリ優しい印象。

これしか表現できないんですね。

一方ライティングした方はハイライトとシャドウがちゃんと出ていて立体感がありますし、その位置も自在に変更できます。

もちろん撮影ボックスのように全体に光が回った優しい印象も再現可能。

というライティングの自由度の制限から撮影ボックスは使いません。

2.スタイリングの自由度が減る

撮影ボックスと商品の大きさにもよりますが、ボックス内でのスタイリングになるのでこれまたやりにくいです。

開口部以外は白い板に覆われているので中に入れられる物もその大きさ以下ということ。

いぬ

脇役の小物入れるくらいだから問題ないんじゃない?

ねこ

それだけならいいけど背景紙とかは撮影ボックスより大きかったりするし、その中でしか作業できないのは自由度がかなり減るんだよ

撮影ボックスは光を回してキレイに撮影できるように手前以外は白い板に囲われています。

なのでそれより大きなものは入りませんし、開口部からしか手が入れられないのもスタイリングがやりにくい原因です。

実は撮影は画角っていう写真として見えてる部分の外側でいかにいい仕事をするかによって仕上がりが変わってきます。

そこが制限されると、結果撮影のバリエーションも減るということですね。

3.撮影範囲が制限される

これも先ほどのスタイリングに似た部分ではあります。

囲われてるがゆえにカメラの位置を変えられない。

いぬ

確かに真っすぐからしか撮影できないね

ねこ

ちょっと角度を変えただけで撮影ボックスの壁側が写りこむんだよ

カメラは動かさないにしても少し広めに撮りたいからと気持ちズームアウトするとこれまた撮影ボックスの両サイドの壁が写りこむ。

かなりストレスです・・・。

俯瞰撮影といった商品の真上から撮影するための穴が用意されてる撮影ボックスもありますが、真上じゃなくて少しだけ角度付けたい時にもこれまた天面の部分が邪魔をする。

そういったわけで

「もう少しこうだったらいいのに」

というかゆさに手が届かないのでムズムズしながら撮影することになります。

撮影ボックスは緊急時だけ使用

という3つのデメリットから撮影ボックスは無難な写真を大量に生産したいときにだけ出動です。

どういう条件かというと、

  • 反射しない
  • ふんわり柔らかなイメージ
  • 背景が白or黒
いぬ

撮影ボックスって万能じゃないんだね…

ねこ

商品の魅力を引き出すための撮影はできないんだよ

ただ、どうしても撮影ボックスをメインで使いたい人は、今までお伝えした理由から大きめのものをチョイスしてくださいね。

まとめ

「めちゃくちゃ便利、撮影ボックス!」

「どんなものでもキレイに撮れちゃう。」

という印象から実際に使ってみた後はお伝えしたとおり。

商品の魅力ってものによって出し方が全く違います。

それを実現させるには撮影ボックスではなく、自由なライティングとそれを実現できる空間。

このブログでお教えしてることは特別難しいことではないので100均ライティングを挑戦してみることをおすすめします。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次