「ストックフォトなんて売れないからクリエイター登録してもしょうがないでしょ」
「タグ付けめんどくさくてやってられない」
気持ちはよく分かります!
ストックフォトはアートではなくデザインの要素が強いので自分本位の構図は撮れないし、その後にあるタグ付けの作業は外注したくなるほどのめんどくささ。
私もそうでしたが、お小遣い稼ぎより面倒くさいが先に立って続かない人が多いのが現状でしょう。
しかし、考え方を変えてみるだけでストックフォトは自身の撮影技術の向上に一役も二役もかっているという事に気付きます。
【理由は3つ】ストックフォトのクリエイター登録をするわけ
ストックフォトのクリエイター登録をしておくと3つの良い事が身に付きます。
もちろん単に登録するだけでは何も起きませんが、これを機にクリエイターとしての活動をしていく事で、このメリットが将来的に自然とやってきます。
写真の技術を上げるという事はその先にマネタイズという付加価値が付くという事です。
趣味なんだからお金じゃないという事も分かりますが、ついでに発生する収益は誰も嫌な顔しないんじゃないでしょうか。
「写真の技術向上を目指して継続していたら後から自然とお小遣いになっていた」
という事で以下がその理由3つになります。
理由①アートじゃなくデザインの観点が身につく
アートとデザインの違いは分かりますか?
どちらも同じような言葉に聞こえますが、実は違いがあります。
- アートとは、主観的表現方法
- デザインとは、客観的表現方法
簡単に言うとこんな感じです。
アートであれば自分の撮りたいような写真を撮ればいいのですが、デザインとなると、誰かのためになるのでニーズを加味して表現しないといけないわけです。
もっと分かりやすく言うと、
- アートは、自分が美味しいと思う料理を作る
- デザインとは、お客さんに美味しいと言ってもらえる料理を作る
この違いです。
理由②撮影依頼に対応できる力が身につく
理由①に関連する話ですが、デザインができるようになると将来的にいざ撮影依頼きましたって時に、相手の求めている事が手に取るように分かります。
それって写真の質にもつながってきますし、いい仕事ができればその後にもつながっていきます。
ふつう撮影依頼される時は、その人やその人の持っている物をその人目線の綺麗とかカッコいいで撮影してもらいたいものなので、それが的確に叶えられれば、お客さんにとって良いカメラマンという事です。
理由③ちりも積もれば収益になる
最初クリエイター登録してせっせと作品をアップしようが、全く鳴かず飛ばずだと思います。
それも毎週または毎月アップ数上限まで写真を登録しようが、数カ月は反応なしなんて事もありえます。
それでもストックフォトをアップし続けてください。
それは収益目的ではなく、デザイン力を身に付けるためだと集中して行います。
それを続ければ、半年または1年後かもしれませんが、忘れたころに少しづつ収益として返ってきます。
その発生した収益は、あなたが成長し、デザイン力を認めてもらえた証です。
そうなると楽しくて仕方なくなり、逆にやめられなくなります。
クリエイター登録できる会社ってどれくらいある?
今ではかなりの数のストックフォトの会社がありますが、以下の主要5社に登録しておけばいいでしょう。
- pixta
- 写真AC
- shutterstock
- istock
- Adobe Stock
会社によってはクリエイター登録する際の審査が必要だったりしますが、写真を楽しくやっているあなたであれば受かると思います。
例えスベったとしても、何度もトライする事でデザイン力が養われていきます。
ライバルは諦めるでしょうが、将来の自分の為に根気強くトライしましょう。
今持ってるレンズで大丈夫?
持ってるカメラは一眼だと思います。
レンズはどうでしょうか?
標準ズームレンズと言われるレンズは大体の方は持っていると思います。
それでもOKです。
とにかくそのレンズの特性を知ってください。
持っているレンズの特性を知る
特性を知るとは
- レンズの焦点距離による画角の違いを知る
- レンズの焦点距離による遠近感の違いを知る
- レンズのf値の違いによる被写界深度の深さを知る
これを頭に叩き込んでください。
そのレンズを使っているところを想像するだけで、ファインダー越しの画が見えるくらい使いまくって覚えてください。
そうするとそのレンズでどの程度の物が撮影できるか分かってきます。
おすすめは単焦点レンズ
ただ、標準ズームレンズはたいていf値が開放で3.5といったところでしょうから、ボケが弱いし解像感もあまり高くありません。
必ずではありませんが、よく見るいい写真て大きくボケてそのボケがキレイだったりしませんか?
それはf値が開放で1.8とか1.4くらいの単焦点レンズで撮影されている事が多いです。
しかし、そういったレンズは結構値段がお高いです。
もし思い切って買うにしても
- メーカーの違い
- 焦点距離の違い
- f値の違い
この組み合わせの違いの中から自分に合った1本を買うのは難しいと思います。
レンズをレンタルするという確実な方法
最近ではカメラ用品のサブスクなんてサービスが出てきましたが、コストがかかりすぎるのでそこまでする必要はありません。
1日単位で貸してくれるレンタルサービスを利用してから購入するんです。
レンズはボディに比べて消耗品というイメージはありません。
ボディに比べて値崩れしにくい理由はそこにあります。
自分にマッチしたお気に入りを見つけてしまえば多少高くても買って損はないと思います。
使う人は10年以上持ち続けているなんてザラなので、しっかりリサーチすれば決して高い買い物ではないです。
まとめ
いかがでしたか?
ストックフォトのクリエイター登録をしておいた方がいい3つの理由は、
- アートではなくデザインの観点が身につく
- 撮影依頼に対応できる力が身につく
- ちりも積もれば収益になる
そのための機材も必要なら購入する選択肢も出てくるので、まずはレンズのレンタルサービスを利用してみましょう。
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